美醜絶対主義を掲げる国家、ミラノリス。
みすぼらしい者には死を、醜き者には裁きを。女王・ネルシャによって定められた法により少女・モエルの命は儚く散ろうとしていた。
偶然そこに通り掛かった騎士は、キマイラの少女・サフィラと共に、ネルシャの横暴を止めようとする。
しかし、美しき者だけが力を得られる特殊な魔法結界が張られているため、力尽くではネルシャに太刀打ちする事が出来ない。
ミラノリスにおいて、美とは絶対の力。ならば、モエルを救うためには、ネルシャよりも美しくなる必要がある。
騎士たちは、ドラゴニュート・マリオンの力を借り、ミラノリスで最も美しい者を決める、ファッションショーへと挑むのだった…。