女神アスィミによって与えられた聖なる白銀の武器を携え、吸血鬼や狼人族らに襲撃を仕掛けた《白銀の使徒》。
決定的な弱点を衝かれ次々と仲間が斃れゆくのを止めるため、傷ついた女王に代わってヴァンピィが立ち上がる。
しかし彼女もまた女神の白銀の餌食となり、浄化の力によって吸血鬼としての記憶を失ってしまった。
共闘を持ちかけてきた狼人族の女王・ルーナ、そして騎士と共に白銀の使徒より逃れながら、吸血鬼か人間か、自らの選ぶべき道について悩むヴァンピィ。
だが騎士と共に歩んだ時間を選び取った彼女は元の姿を取り戻し、また永きに渡る狼人族との決別を越え手を取りあって白銀の使徒らに対抗するのだった。