エルフの森に響き渡る笑い声…それは幼き創生樹ユグドラシルの声だった。
エルフの女王リザを筆頭に森の民に守られながら、彼女は己の使命も知らぬまま平和に暮らしていた。
そんなある日、ガーラディア帝国の竜騎兵(ドラグーン)たちが森を襲撃してきた。
それは幼きユグドラシルを手中に収めんとする、竜騎兵の指揮官「エリオス」の指示によるものだった。
またたく間に戦火に包まれたエルフの森…。
リザは己の使命を果たすために、ユグドラシルを連れて故郷の地を離れる。
しかし希望は潰えていない。
女王と創生樹の傍には『救世の騎士』がいるのだから。