この「神撃のバハムート」のイラストを描くということは、まるでトーナメントにでも参加する緊張感があります。そのトーナメントは、東西数多から有名無名等関係なく実力だけがモノを言う世界で、数々の凄腕イラストレーター達が参加し凌ぎを削っているので、その緊張感が生まれるのでしょう。
そして、この緊張感こそが、このゲームの最大の魅力だと思えます。私はというと長い間ゲームのグラフィックデザインに従事していて、イラストなどはヘッポコです。デザインの仕事とイラストレーションの仕事は、だいぶ違うので、毎試合苦労の連続なのです。デッサン、空気遠近法、画面構成。悩み、苦しみ、もがいて、ようやく出来上がるイラストレーション。
「まだまだ、画力って伸びる。」
一枚描くたびに、次の一枚は、ほんの少しだけ思った事を表現出来るようになり、その分だけ楽しくなります。苦労の一枚が次の糧になり、筆に自由が宿っていく感じです。ぎりぎりのイラストレーター達の「ガチ」のトーナメント「神撃のバハムート」クオリティの勝負は、まだまだ続きます。応援ください。