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二人の軌跡~ミツェルとリコリス~

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「神撃のバハムート」運営事務局です。

近日、ミツェルとリコリスのシリーズ完結編を開催いたします。
開催に先立ち、これまで2人が登場したイベントやカードイラストを紹介しつつ、気持ちの変化や心情をまとめて紹介いたします!

 

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二人の出会い

■ ロンリーテレパス・ミツェル

ミツェル

「…ここは静か」「誰もいね~かんな~」
「ミツェル、一人だけ」
「マジのロンリネスだぜ~」
「気が、楽」
「けどよ~ちょっぴり寂しいのが乙女心よな~」
 
「人は、怖い」「ボクらのこと嫌うしな~」
「仕方ないけど…」
「ミツェっちゃん繊細だから傷付くんよ~」
「だからミツェルは一人」
「ボッチってやつだぜ~」

 
「見たくないのに」「見えちまうんだよな~」
「知りたくないのに」「知っちまうんだよな~」
「心を読める力なんて…」「ノーマルガールになりたいぜ~」
 
「…街が、毒に包まれてる」「死ぬのはさすがにかわいそうだぜ~」
「…助けなきゃ。でも…」「人と喋んのはキツいな~。ま、頑張るか~」
「…急ぐ」

 

■ ヴェノムプリンセス・リコリス

悶えて。最後の一滴まで絞り出して。
…すぐに果てたらダメよ?
ワタシを楽しませてくれなきゃダメよ?

勝手にイッちゃダメよ?
フフ…ワタシの気持ち、教えてあげる。
 
濡れて。ワタシが垂らす、猛毒に…。
大丈夫よ…激しくなんて、しないから。
アナタたちがしたみたいに…
ゆっくり、たっぷり、苛めさせてね。

リコリス

 
感じて。腰がガクガクしちゃうくらい…頭がガンガンしちゃうくらい…
ワタシがイイコトしてあげる。皮膚が焼けて、骨が熔けて、内臓が朽ちるまで…ずっとね。
 
壊れて。ワタシがイイっていったら、弾けるようにイくのよ。
焦らして、焦らして、焦らしてあげる。
もし、戻ってこれたら…ワタシと一緒になれるからね。

 

 

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救いを求めて

■ テンダーヴェノム・リコリス

リコリス

前に比べれば随分マシね。
痛みはなく、疼くだけ。
フフ、だけど…変わらない。
この体…毒は残ったまま。
…ワタシは猛毒の魔女。
触れた物を皆侵す、穢れた女よ…。
 
強欲よね…。
これ以上、良くなりたいだなんて。
だけど…分かっていても、抑え切れないの。
ワタシは触れてみたいの…。
指先だけでも、あの人に…。

 
もし、叶うのなら。ワタシ、一度でいいから…抱かれてみたい。
あの人の、腕の中に…収まってみたい。
…だからワタシは求めるわ。この体を癒す術を…。
 
藁にもすがるわ。伝説だって追うわ。
フフ、我ながら無様ね…。
でも、構わない。
忌まわしき猛毒を打ち祓うためなら…ワタシ、何だってしてみせるわ。

 

 

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仲違い

■ レインボーテレパス・ミツェル

ミツェル

「ミツェル、ずっと一人だった」
「ロンリネスだったぜ~」
「けど、最近違った」「リコリスと旅してたからな~」
「でも…今は別々」
「ロンリネスに逆戻りだぜ~」
 
「心を読める力…いらない」
「ノーマルガール、憧れだよな~」
「でも、リコリスを治すのが先」
「毒はヤッベェもんな~」
「なのに」「ミツェっちゃんが先なんてな~」

 
「リコリス…頑固」「融通きかないんだぜ~」
「だから…」「ちーっと、ケンカしちまったぜ~」
「私が先に…見つける」「リコリスの体質を治す方法をよ~」
 
「虹…キレイ」「どっかで見てるかな~、リコリスもよ~」
「…会いたい」
「気まずいけど…会いに行くか~、騎士さんと一緒によ~」「ん…行く」

 

 

二人の本音

イメージ

▽ミツェル

「リコリス、元気かな…?」「気になるよな~」
「毒を無くす方法も、見つからない…」「ノーマルガールズへの道は険しいぜ~」
「騎士さんも、リコリスが心配…?」

「二人で旅してた時は…」「楽しかったよな~」
「…また一緒に、ご飯食べたい」「お土産も超あるしな~」
「…騎士さん、ミツェルが悪かったのかな?」

「…リコリスに会ったら、何て言おう?」「ゴメンナサイだぜ~」
「でも、リコリスの方が大変なのは、本当」「そうなんだよな~」
「ミツェルは、何て言えば良いの…?」

「騎士さん教えて…」「勇気が大事って言ってるぜ~」
「キチンと謝る勇気?」「それだけか~?」
「ウウン。…仲直りする勇気も」「またヨロシクって言おうぜ~」

 

▽リコリス

カラダが熱くなったのよ、頭の中もメチャクチャで…
どうしてあんな風に言ったのか、自分でも分からない。
優しかったあのコを泣かせてしまうなんて…。

独りなんて慣れているはずなのに、どうしてこんなに苦しいの?
体じゃなくて、心の方がこんなに疼くなんて…。
騎士様のせいよ、あのコのせいよ…。

いつの日か騎士様に触れて、抱かれて、重なりたい…。
だけど同じくらい、ミツェルのコトも助けたい。
あのコが心では泣いているコト、ワタシ、知っているから…。

もう一度、あのコに会いたい。あと少しの勇気が欲しい。
ねぇ、騎士様教えて。
どうしたら、アナタのように強くなれて、あのコを笑顔に出来るのかしら…。

 

 

仲違いをしていた彼女たちは、
故郷であるメディスの地で再会を果たす-

次回イベント「その手で届く物 その手に触れる者」の開催をお待ちください。